ピラティスの養成講座を調べていると、講座によって金額がまったく違うことに気づきます。同じ「リフォーマーの講座」でも、数万円のものから数十万円のものまであります。
なぜこんなに差が出るのか。そして、どうやって比べればいいのか。結論は「受講料ではなく総額で見て、それを時間と人数で割る」です。ここを押さえると、高い安いを自分で判断できるようになります。
1. 受講料だけを比べると間違える

講座にかかるお金は、受講料だけではないことがあります。申し込む前に、次の項目が「含まれるのか、別なのか」を必ず確認してください。
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 受講料 | 表に出ている金額。税込か税別かも確認します |
| テキスト代 | 込みか別か。別だと数千円〜数万円かかることがあります |
| 試験料・認定料 | 修了時に別途かかる場合があります |
| 更新料・年会費 | 資格を維持するために毎年かかる講座もあります |
| 補講・振替の費用 | 休んだときにいくらかかるか。ここは見落としやすい部分です |
「結局いくら払うことになりますか」と一度で聞いてしまうのがいちばん早いです。ここをはっきり答えてくれるかどうかも、判断材料になります。
2. 金額の差はどこから出るのか

値段の違いは、だいたい次の5つで説明がつきます。
- 1回あたりの人数:少人数ほど1人にかけられる時間が増えるぶん、運営側の費用は上がります
- 総時間数:18時間の講座と、100時間を超える講座では前提が違います
- 使うマシンの数と種類:マシンは高額な設備です。1人1台使えるかどうかで変わります
- 講師が現役かどうか:現場で毎日教えている人か、講座のためだけの人か
- 修了後の支援:就職相談や質問対応が含まれるか
つまり高い=良い、安い=悪い、ではありません。何にお金がかかっているのかが分かれば、自分に必要かどうかを判断できます。
修了生 KANAさん
この講座を修了後、5pilates鈴鹿店のFCオーナーとして活躍中です。
3. 比べ方は「1時間あたり」に直す

講座ごとに時間数が違うので、そのままでは比べられません。総額を総時間で割ってみてください。
たとえば当スタジオのリフォーマー指導者養成コースは、10万円(税別・テキスト代込み)で全6回・計18時間です。18時間で割ると1時間あたり約5,600円(税別)になります。ほかにかかる費用はありません。
さらに、1コマの人数でも割ってみてください。同じ1時間でも、4名で受けるのと10名で受けるのとでは、自分が見てもらえる時間がまるで違います。
4. 安さで選んで損をしやすいパターン

- 人数が多く、マシンに触れる時間が短い:見学の時間が長く、実際にはあまり動いていない
- 指導練習がない:修了しても、人前で言葉が出てこない
- 修了後に何もない:資格は取ったが、働き先の探し方が分からない
どれも「安く始められたのに、結局もう一度どこかで学び直す」という形になりがちです。最終的にいくらかかったかで考えると、最初から中身のある講座を選んだほうが安く済むことが多いです。
5. 支払い方法も先に確認を

一括のみか、分割ができるか、いつまでに支払うのか。ここも申し込み前に確認しておくと安心です。当スタジオの場合は、事前の銀行振込でお受けしています。
金額でつまずいて先に進めない場合は、まず何を身につけたいかを整理してから、必要な時間数を決めるのがおすすめです。